塾の講師としての実力と、学歴の関係

塾の先生の学歴は重要でない、そう言う人たちもいます。(はたしてそうでしょうか?)
開成中学麻布中学桜蔭中学などで出る問題は、記述式がメインです。国語だけでなく、学校によっては社会・理科も記述式、です。
塾の先生や講師に関しても、学歴が国立大学卒の場合、その人たちは文系でもセンター試験で理科、数学を受けています。理系の人も古文、地理、歴史を受けています。
しかも、東大、京大、一橋あたりの場合はいい点数を取っていないと「足きり」されます。
つまり、塾の先生、講師の学歴が東大、京大、一橋の場合。→文系でも理系でも、基礎・標準テストについては5教科全てで合格点を取れる人ということです。
ですから、文系で後に国語が専門になり、国語の講師になったとしても、学歴が国立大学卒の人は日本史や「現代社会」の内容を覚えている。それどころか、国語が専門になっても「数学」の問題を解ける。
こういうふうになるわけです。
また、東大京大一橋の場合は、国語社会も記述式です。(京大は、社会は論述問題「も」あるという形)
中学受験においても、麻布駒東武蔵社会記述式です。(国語は、開成筑駒麻布駒東武蔵桜蔭記述式
記述式で出る社会の問題とマーク式で出る社会の問題は質が違います。
マーク式の場合、人物名事件名場所年号出来事の前後関係。このあたりの問題が多いです。
しかし、記述式社会の場合は、聞かれることは「分析」、「因果関係の説明」です。
事実、東大、一橋の社会はそうですし、麻布、駒東、武蔵の社会もそうです。
しかし、学歴私立大学卒講師の場合、東大一橋などの「記述式の」社会で合格点を取れなかった人、なわけです。(そういう受験をしていない、さえある)
それで、開成麻布駒東武蔵の出す、社会国語の問題と質が同じ問題を作れるのでしょうか?*↓関連記事;太字のタイトル、見出しをクリックで本文に行きます。

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